第7回ヤングセミナーレポート
- 6月18日
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人間塾第15期生 夏目朋空
(明治大学4年)
去る6月11日、第7回ヤングセミナーが開催されました。今回は、年に二回お習字のご指導をいただいている書家の髙橋珠翠先生をお招きし、今年度初の書道研修が行われました。髙橋先生は、人間塾の漢字のロゴを書いて下さった方でもあります。
15期生である私は人間塾で初めて参加する書道研修となり、10年ぶりに筆を握る緊張感とともに、どこかワクワクした気持ちで半紙と向き合いました。今回は例年の研修内容とは異なり、各塾生が、自分の「座右の銘」を用意して臨みました。

これまで私が経験してきた書道は「お手本に従い、決められた通りに丁寧に書く」ものでした。しかし今回は、「好きな言葉を自由な書き方で書きましょう」という髙橋先生のお言葉のもと、自己表現としての芸術的な書道を体験することができました。
私は「一期一会」という四字熟語を選び、半紙という限られた空間にいかに自分を表現できるかを意識して筆を運びました。最初は今まで通り楷書で書いていましたが、お手本通りでは自分が表現できていないと感じ、半紙を横長に使い、共通する二つの「一」を一筆(ひとふで)で繋げて書くことに挑戦しました。珠翠先生からは面白い表現だと評価していただき、書道を通して自分という存在そのものを認められたような感覚になりました。

正解のない芸術として書道と向き合うことで、普段は意識できない本当の自分と対話できたように思います。納得するまで何度も書き直し、最後に作品を作り上げた証として自分の手で朱色の落款(印)を押した塾生たちは、皆いつにも増して充実した表情を浮かべていました。
今回、書を通して私たち一人ひとりと向き合い、字に表れる私たち自身を受け入れてくださった髙橋珠翠先生に、改めて深く感謝申し上げます。次回の研修では、さらに自分らしい言葉を自由に表現できるよう、己と向き合ってまいります。



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