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第3回ヤングセミナーレポート

  • 5月8日
  • 読了時間: 2分

人間塾第12期生 伊藤壮司

(北里大学大学院薬学研究科修士1年)


去る4月30日、第3回ヤングセミナーが開催されました。今回のセミナーでは、5月2日から4日までの3日間にわたって開催される「江戸観音巡り研修」について、仲野塾長よりお話がありました。


観音巡りを前に
観音巡りを前に

小豆島でのお遍路研修に代わって昨年度から開催されているこの観音巡り研修では、観世音菩薩を本尊として祀る東京都内の寺院を徒歩で巡拝します。観音様にお参りする際には、般若心経を塾生全員でお唱えします。セミナーでは、この般若心経についてお話をしていただきました。




皆で唱えてみよう
皆で唱えてみよう

般若心経は仏教、特に大乗仏教の教えを端的にまとめた経典の一つで、この世の全てのもの(色)を実体のないもの(空)と見なす「色即是空」の考え方を根本に持っています。仲野塾長はこの考え方を紹介しながら、自分にある煩悩や欲を一度手放して自由になり、「空」となることで自分という存在をありのまま受け入れることの大切さを説いてくださいました。


お話の最後では塾長から、以前参加した黙想会で実際に「空」となった経験を分かち合っていただきました。黙想を通して次第に感覚が研ぎ澄まされ、ただ自分という存在にのみ意識が集中していく様子をお聞きしたことで、塾生は「空」という考え方をより身近に感じることができました。


和やかなひと時
和やかなひと時

私はこのお話をお聞きして、観音巡り研修で般若心経を唱える意味について考えました。お寺への参拝の際に行う読経には、私たちに神仏という果てしない存在に対する畏怖の念を呼び起こさせ、自分のありのままの姿を受け入れる「空」の状態となることを助ける意味があると思います。そして、自分の存在を受け入れるということは、言い換えると今この瞬間の自分の姿と正面から対峙するということでもあります。般若心経をお唱えすることで、自分の心を鎮めてありのままの自分と向き合うと共に、今の自分の立ち位置をしっかりと見つめながらこれからの人生について考えていこうと決意するセミナーとなりました。

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