第1回ヤングセミナーレポート
- 4月21日
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人間塾第14期生 岩元美樹
(津田塾大学3年)
4月16日、暖かな春の訪れとともに、今年度最初のヤングセミナーが開催されました。今回のセミナーでは、人間の持つ二つの側面について塾長からお話がありました。

一つ目は、人間は人類全体の中では小さな存在であるということです。果てしなく広がる世界や、大きく壮大な歴史に目を向けたとき、一人の人間は砂漠の中の砂一粒よりも小さな存在であると考えられます。その一方で、一人の人間に焦点を当てると、その小さな存在の中にも、大きな存在でありたいという願いや限りない可能性が秘められています。これが人間の持つ二つ目の側面です。
マクロで見るか、ミクロで見るかによって相反する捉え方ができますが、微小な自分も、途方のない可能性を持った自分も、どちらも変わらぬ自分自身です。砂がなければ砂漠が存在しないように、たとえ小さな自分であっても、その一つひとつが社会を形作る大切な一部なのです。

私は約1ヶ月前、カンボジアで多くの子ども達と触れ合う機会がありました。言葉の通じない子ども達を前にして、私は日本から来た一人の人間にすぎませんでした。しかし、子ども達は嬉しそうに私のもとに駆け寄り、全身で喜びを表現してくれました。私は特別なことをしたわけではなく、ただそこにいただけです。私自身はこの広い世界の中で、ほんの取るに足らない存在ですが、子ども達にとっては大きな存在だったのかもしれません。
カンボジアでの経験を振り返り、私はすぐに何か大きなことを成し遂げることはできなくても、誰かにとって価値ある存在でありたいと強く思うようになりました。社会の中の小さな存在であったとしても、日々の歩みや行動がいつしか大きな何かへとつながるのだと思います。このことを信じ、一日一日を大切に生きていきたいと決意を新たにしました。



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