江戸観音巡り 第三日目レポート
- 5月12日
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人間塾第15期生 夏目朋空
(明治大学4年)
5月4日、江戸三十三観音巡り研修は最終日を迎えました。事前の雨予報から一転して太陽が顔を出す佳き日となり、塾生は1日目、2日目の疲れが残りながらも、最後まで歩き切る覚悟を持って巡拝開始地点の品川駅を出発しました。
午前中は高野山東京別院、道往寺、魚籃寺、済海寺を巡拝しました。初日から観音様の前で般若心経をお唱えし続けてきたため、最終日には皆の声がぴったりと揃い、より深く観音様と向き合うことができました。

昼食後は東京タワーに向かって歩みを進め、増上寺、金地院を巡拝しました。増上寺では、観音様に参拝した後、宝物展示室を見学しました。台徳院殿霊廟模型や狩野一信の五百羅漢図など、当時の最高技術で作られた作品に触れ、過去の人々との繋がりを感じました。巡拝の終了地点は銀座でした。その理由は、人間塾のお習字研修の講師としてお世話になっている高橋珠翠先生の書展に足を運ぶためでした。

今回、三日間で参拝した十六の観音様は、お姿や周囲の空間が全て異なり、それぞれの個性を感じました。私はこれまで仏教を深く学ぶ機会はありませんでしたが、観音様の前で手を合わせて般若心経を唱えるうち、ご先祖様から私までの命の繋がりを意識するようになりました。一つの命に繋がるまでに何万、何億というご先祖様がいらっしゃったことに思いを馳せると、日々を生きる姿勢を改めるべきだと感じました。

私にとって、この三日間の観音巡りは初めての経験の連続でした。このような機会がなければ、観音様を巡拝し、般若心経を何度もお唱えすることを通して、自分を深く見つめ直すという経験をすることはなかったと思います。私はこの貴重な経験が必ず将来の学びの糧になると確信しています。
私たちを快く受け入れてくださった寺院の皆様、共に歩き抜いた塾生の皆さん、塾長、壺井専務理事、そしてご先祖様への感謝を忘れず、これからも精進していきます



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