江戸観音巡り 第一日目レポート
- 5月8日
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人間塾第14期生 岩元美樹
(津田塾大学3年)
5月2日、麗らかな陽気の中、江戸観音巡り研修の初日を迎えました。この研修では、江戸三十三観音霊場と呼ばれる都内の寺院を徒歩で巡ります。今年度は三日間で計十六ヶ寺を訪れ、初日は文京区を中心に定泉寺、浄心寺、大円寺、圓乗寺、護国寺、金乗院を訪れました。

二番目に訪れた浄心寺では、ご住職のお話を通して「いのち」について改めて考える機会をいただきました。ご先祖様を二十代遡ると、二百万人以上ものいのちにつながるそうです。私たちは当たり前のように日々を過ごしていますが、その背景には数えきれないほどのご先祖様の存在があります。今ここに生きていることへの感謝や、ご先祖様に思いを馳せる時間の大切さを改めて実感したお話でした。

また今回の観音巡りでは、同期の若林君とともにリーダーを務め、行程の計画から当日の進行まで、多くの役割を担わせていただきました。これまで私は何かの役割を任せていただいた時、最後までやり切りたいという思いから一人で抱え込んでしまうことがありました。

しかし世の中にある役割には自分だからこそ任される役割と、全体を円滑に進めるために誰かが担うべき役割の二種類があります。そして後者は言い換えれば、必ずしも自分一人だけが担う必要のない役割です。そのような役割を人にお願いして分担することは、自分が責任を放棄することではなく、相手に新しい機会や経験を提供することにつながるのだと思います。私は今回の観音巡りを通して、時には相手を頼ることの大切さを学びました。この学びを胸に、今後も人との関わりを大切にしながら歩んでまいります。



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