まとめ合宿第1日目
- 3月2日
- 読了時間: 2分
人間塾第14期生 岩元美樹
(津田塾大学2年)
去る2月21日、不二聖心・黙想の家にて、まとめ合宿が開催されました。天候にも恵まれ、澄んだ空にそびえる富士山に見守られながら、合宿初日を迎えました。二泊三日のまとめ合宿は、各塾生が人間塾での一年間の学びを振り返り、今後の課題と向き合うことを目的としています。

初日の午後は、気の向くままに一時間半ほど自然の中を散策しました。分刻みのスケジュールをこなす日常とは異なる静かな環境の中で「追われていない状態」「強制されない自由な状態」と表現した塾生もいました。
この日、私の中で特に印象に残ったのは「自己を肯定する」ということです。怠惰な自分を嫌に思うと語った塾生に対し、仲野塾長は「怠惰がなぜいけないのか」と問いました。人は理想を掲げ、欠点を正そうとします。しかしまず必要なのはありのままの自分を受け入れ、肯定することなのだと学びました。自己肯定は決して自分を甘やかすことではなく、今の自分を「これが自分だ」と丸ごと引き受ける覚悟を持つことです。欠点をも自分の土台として認め、その上に努力を一つずつ積み上げていく。それこそが、真の成長への出発点となります。

また自分を肯定することは、自分に期待し、自分を愛することでもあります。自分で自分を愛することができる人ならば、その人は目の前の相手を尊重し、相手の成長を願う温かい感情を抱くはずです。私にとって合宿初日は、自分自身を愛し、認め、大切にできているのかを見つめ直す時間となりました。この「自己肯定」は、その後の二日間においても、多くの塾生の心に残るテーマとなりました。

私は今回、初めて不二聖心を訪れました。寝転びたくなるような芝生、果てしなく広がる木々、緑豊かなお茶畑、そして静けさの中に響く風の音。大自然の中でじっくりと考える機会は、日常の中で当たり前に経験できることではありません。このように自由に考えを深めることができたことへの感謝の気持ちを忘れず、今回の貴重な経験を糧として、これからの日々を歩んでいきたいと思います。


コメント